インド占星術研究ブログ

インド占星術のホロスコープを使って著名人などを研究するブログ。

オプラ・ウィンフリー(司会者・MC)

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今回取り上げる著名人は、オプラ・ウィンフリーさんです。オプラ・ウィンフリー、皆さんはご存知でしょうか。全米では知らない人はいないぐらいの有名な黒人女性司会者です。主婦層を中心に人気があり、彼女が司会をするトーク番組は数ある賞を授賞しているのです!

なんと、一時期は世界唯一の黒人の億万長者でもありました。

司会者であり収入潤沢な彼女のホロスコープは、2室(スピーチ、収入)に特徴がありそうですね。吉星との絡みが強そうです。

また、名誉を表すラージャヨーガや富を表すダーナヨーガの形成にも注目です。

彼女の場合は出生時間が判明しているので、いつもより事細かく検証していきたいと思います。

オプラ・ウィンフリーは、1954年1月29日4:30amミシシッピ州生まれです。 

 

ラーシチャート(人生一般)

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ホロスコープの特徴

①月の減衰

彼女の月は減衰しています。この方はとても自分だけの時間を大切にする人です。月が減衰している人は、一部の支持層からの人気運に爆発的な刺激を与えてくれます。彼女が人気を集めているのは、月が減衰することによって引き起こされたパワーによるものでしょう。

彼女は主婦層及び黒人の方々からの支持率が高いのはそのためですね。

月は蟹座ラグナの彼女にとって1室の支配星であり、それが減衰しているため、もしかしたら幼少期はあまり体が丈夫なほうではなかった、もしくは体を痛めつけられるような出来事があったのではないでしょうか。

そして、その1室へは土星、太陽、金星、水星の4つもの星がアスペクトしています。

4つも星が1室と絡んでいるところを見ると、オプラ・ウィンフリーにとって人生で追及するテーマは、地位や名誉、お金といったものではなく、

 

自分は何者なのか

自分が果てせる役割は一体何なのだろう

 

ということなのだと思います。

また、その1室支配星の月が5室に在住し、また5室支配星の火星とコンジャクトしています。1室と5室というトリコーナ同士の絡みはとても幸運な配置です。

1室支配星の月が減衰していたり、凶星からのアスペクトがあるにも関わらず今日までやってこれたのは、このトリコーナ同士の絡みの影響が大きいでしょう。

 

土星の高揚

次に目立つのは土星の高揚です。土星は忍耐力、辛抱強さ、粘り強さ、民衆を表し、彼女自身が不遇な境遇や困難な立場に置かれても耐えて生き抜けられること、そして民衆からの支持を得やすい運命にあることが見受けられます。

土星は7室(パートナー、人間関係)及び8室(悩み、意図しない出来事、不労所得)を支配して4室(プライベート、実家)に在住しており、生まれ故郷や実家での人間関係やパートナーとの問題において悩みが尽きなかったと思われます。事実、彼女は幼少期に強姦及び性的虐待を受けています。

そして、その土星が高揚しているということは、その出来事が彼女に大きな影響を与えているはずです。

 

③火星の自室

火星は居心地の良い自室の蠍座にいます。自室の火星はウィンフリーに適度な「ここで負けてたまるもんか」という闘争心を与えていたことでしょう。

彼女はこの火星の力を借りて、幼少期の虐待などの経験を乗り越えたのですね。こんなことがあっても負けない、前へ突き進んで見せる、といった意志の強さが感じられます。

この火星は、5室(過去生の幸徳、趣味、恋愛、教育)と10室(仕事、社会的地位)を支配して5室に在住しています。幼いころから義務教育等の過程で受けた経験がきちんと将来の仕事へ生かされていくことを示した配置です。学生時代は、何か司会業のアルバイトや仕事していたのでしょうか。

 

山羊座(7室)の惑星集中

人との付き合いがテーマである7室には、水星、太陽、金星、ラーフの四つの惑星が在住し、さらにそこへ最大吉星の木星アスペクトしています。

ウィンフリーは他者と自分との関係をかなり意識するタイプのようですね。彼女の全神経の大半が、人とどう円滑に接していけばよいかに集中していることがわかります。言い換えれば、かなりの気遣いさん。司会業でトラブルなく会話を進めていく上では重要なことです。そしてその気遣う性格を、幸運の木星アスペクトして支えています。

 

⑤ナクシャトラはアヌラーダ

ナクシャトラはアヌラーダ。これは人の相談をじっくり聞き入れながらも話を促進してあげるような才能を持つホステスさんなどに多いタイプ。

毎回ゲストを番組に招いて、じっくりと話を聞きながら会話の糸口を見つけて番組を進行していく天性の才能が有ります。

 

⑥太陽が多くの吉星に支えられている

2室(スピーチ、収入)を支配する太陽は、生来的吉星の水星、金星とコンジャクトして、さらに木星からアスペクトを受けています。2室の状態が非常に良いです。ただ、ラーフもコンジャクトしているため、時に毒舌を吐くようなことがあるでしょう。

 

⑦ラージャヨーガ・ダーナヨーガ

オプラ・ウィンフリーのこのラーシチャートでのすごいところは5-11室軸の富のダーナヨーガが形成されているところです。また、名誉のラージャーヨーガも1室(自分)と10室(仕事)で形成されいます。以下が、それらの組み合わせです。

 

ラージャヨーガ

・月―火星

 

ダーナヨーガ

木星―月

木星―火星

 

土星と金星の星座交換(惑星交換)

4室(プライベート)に在住する土星が、7室(パートナー、結婚)に在住する金星と星座交換しています。星座交換はインド占星術の中でも濃い絡みと言われており、どう解釈するのか謎な部分が多く残ったテーマです。

結婚というのは相手側の家族との問題や子育てなどに時間を割くことになり、結局は自分自身のプライベートな時間を失うことになる行為でもあります。それがウィンフリーの場合は、パートナーとプライベートの間で惑星交換することで密接に絡むことになり、総じてこれが、オプラ・ウィンフリーが未婚のままでステッドマン・グラハムと数十年間以上のパートナー関係を結んだままの状態である原因なのではないかと推測しています。

 

ナヴァムシャチャート(結婚、意識下、本来の自分) 

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 ホロスコープの特徴

①火星の減衰

ウィンフリーの本来の姿を表すホロスコープでは、火星が減衰しています。彼女は本当は心の中ではいつもくじけそうになっていることがわかります。表向き(ラーシチャート)では「負けるものか」と歯を食いしばってやってきたのでしょうが、きっと意識下では相当こたえていたことがあるのではないでしょうか。しかし、この火星は3室を支配しているので、パーラーシャラの例外則となり、逆転的にラージャヨーガのようにいい結果を引き起こす作用を持っています。

 

②自室の金星

3室(芸能、芸術、スポーツ)と9室(幸運、慈善、宗教)を支配する金星が4室に居心地良く在住しています。オプラ・ウィンフリーは、司会業の仕事の傍ら熱心な慈善家としても有名で、寄付額が最も多い有名人としてもランクインするほどの人です。一時期は一位に君臨したこともありました。

また女優としての顔も持ち、テレビドラマや映画に多数出演しています。これは3室の姿なのでしょう。

司会業の顔としてのウィンフリーがイメージにあがりますが、本来の彼女の姿を表しているのは芸能活動をしつつ慈善家として活躍する姿なのではないでしょうか。

 

③自室の土星

1室(自分)と12室(海外、解脱、裏舞台)を支配している土星が1室に居心地よく在住しています。

本来の彼女は表舞台で主役を張ることは基本的に嫌い、縁の下の力持ちとして働ければ十分と思っている節があることが伺えます。

司会業を行う上でも自分が出しゃばることはなくゲストを主役に話を進行していくところや、女優業を行うとしても主演ではなく助演で収まるところが彼女らしく、また彼女の魅力をさらに引き出しているのでしょう。

 

木星アスペクトバック

7室に在住する木星が射手座の11室へアスペクトバックして11室(願望成就、社会的成功)のテーマ、運勢を強くしています。

 

ダシャムシャチャート(仕事)

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 さて、最後に仕事運を示すダシャムシャチャート(特に10室)を見てみましょう。

キャリアウーマンとして華々しく活躍するオプラ・ウィンフリーのこのホロスコープにはどんな特徴があるでしょう。

 

①月が満月

出ました!インド占星術において吉祥とされる満月!人気運を表す10室(仕事、社会的地位)を支配して11室(願望成就)に在住する月が満月なのは人気業である司会者のキャリアウーマンとして成功しているホロスコープとして納得です。

 

②火星の減衰

これは、2室と7室を支配していて10室に在住しています。ニーチャバンガになる要素はなく、仕事面において火星の悪い影響を与えている可能性が高いです。ちょっと仕事上でかかわる人たち(7室)に対して口調(2室)が攻撃的になるところがあるかも?そういったところで足を引っ張られないように。

 

③太陽のアスペクトバック

5室(趣味、教育)から11室(願望成就)へアスペクトバック。教育や趣味が仕事上での願望成就に繋がることを表しています。

 

木星アスペクトバック

11室(願望成就)から3室(芸能、芸術、スポーツ)へアスペクトバック。司会業という仕事上での願望を達成してから有名になり、芸能活動にも挑戦することに。

 

 

 

さて、今回はかなり長文となってしまいました。

 

なんだかんだと言って、やはり一番人生に影響を表すチャートはラーシチャートのように見受けられます。

これからもオプラ・ウィンフリーには巧みな話術でより多くの人たちの魅力を引き出していってほしいですね。